「伊勢旅行に行くので、良いお土産が買いたい!」
または「美味しい和菓子に目がない!」
と、いう方に向けてこの記事は書いています。
伊勢市内で『宿屋伊勢ピット』を経営しています”長田圭介”と申します。
さて、みなさんは「朔日餅(ついたちもち)」をご存知でしょうか?
ご存知ない方のために、すごーく簡単に説明しますと
「赤福さんが毎月1日限定で販売するお餅」のことです。
しかもメニューは月替りなので、購入できるのは年に1日だけとうい激レアなお餅なのです!!
(朔日餅のメニューをご覧になりたい方は下記リンクより赤福さんのHPにお進みください)
今回の記事はそんな赤福さんの朔日餅全11種(元旦は販売なしです)をコンプリートした私が極私的にランキングにし、そのTOP3を発表したものです。
ぜひ旅行の参考にしてください。
目次
朔日参りと朔日餅
ランキングを発表する前に「朔日参り」について簡単に説明します。
朔日参りとは、無事に一月を過ごせたことを神様に感謝し、新しい月も健康に過ごせるよう手を合わせます。
(内宮に早朝お参りをするのが伝統)
その朔日参りにあわせて、内宮周辺のお店では朝市で参拝客をもてなすのですが、その中でも最も有名なのが赤福さんの朔日餅なのです。
朔日参りと朔日餅を知ったところで、以下よりランキングの発表をします。
1位 栗餅(10月)
見事1位に輝いたのは「栗餅」です!
私の中ではダントツの1位でした。
もち米の食感を残した生地の中に栗餡がたっぷりと入っていて、上には大きな栗がドーンです。
まさに和風モンブランという表現がぴったりなのでは、と思います。
栗のお菓子が好きな方は、あまりの美味しさに涙することでしょう!(笑)
ちなみに生クリームを絡めて食べると洋風のモンブランに近くなります。
2位 雪餅(12月)
2位は雪餅です。
私の記念すべき”初朔日餅”が雪餅でした。
こしあんをもろこし粉入りの餅で包んだお餅です。
あんこ玉をすごーく優しく上品にしたような一品!
美味しすぎて9個をあっという間に完食したのは内緒です・・。
3位 柏餅(5月)
3位には柏餅が入りました。
これはもともと私が柏餅が大好きということもあるかもしれません。
とにかく、柏餅のあの香りがたまりません!
赤福さんのはいっそう香り豊かで、食感も最高です。
結構小ぶりなサイズなので、本気出せば10個ペロリしてしましそうで怖いです・・。
化粧箱を集めてみました
朔日餅は通常の小箱(6個入りが多い)と大箱(10個入りが多い)に加えて、
化粧箱(9個入りが多い)というコレクションアイテムが存在します。
価格は割高ですが、とても思い出になりますので化粧箱を揃えてみるのも楽しいですよ。
ちなみに私も、化粧箱を全11種揃えました(あまり収集癖はないのですが・・)
お気に入りは麦手餅(6月)です。
お弁当箱に使えそうですよ。
朔日餅の買い方
朔日餅は予約できます。
予約での購入については下記の赤福さんのHPで確認ください。
ここでは予約なしでの購入方法について解説いたします。
私はだいたい月末日の15時前後に行きますが(2時間待つ)、そうすると50〜99番くらいの整理券がゲットできます。
17:00ちょうどに行くと、概ね150〜200番くらいでしょうか。
整理券を持って再び赤福本店前に行きます。
整理券なしで直接並ぶ場合は300〜500番くらいの順番になりますので、購入までかなり待つことになりますし(特に冬季はキツいです)、売り切れたら終了なのでできれば整理券はもらった方が良いです。
4:45から販売が始まり、あとは順番が来るのを待つのみです。
肌感ですが100番で30分、200番で1時間・・・という感じが並び時間の目安ですね。
雨が降ると外の特設レジが使えないので、さらに時間がかかります。
朔日餅を買いに伊勢にお越しください!
ここまで赤福さんの朔日餅について書いてきました。
朔日参りは感謝の心を祈るとともに、月イチのお祭りのようでもあります。
朝市の活気には毎回行っている私もワクワクしますよ。
「ぜひ朔日餅を買いに伊勢にお越しください!」
ちなみに私の経営する『宿屋伊勢ピット』では毎月1日にチェックインするゲストさんに朔日餅を振舞っています。
「早朝の朝市に行くのは難しい」という方はぜひ1日に伊勢ピットを利用してみてください。
今回の記事は以上で終わりです。
購読いただきありがとうございました。