宿屋 伊勢ピット

【天の岩戸】日本神話に出てくる伝説の場所を見にいこう!

約5分

「伊勢志摩旅行に行くのだから、とっておきのパワースポットを知りたい」
という”あなた”に向けてこの記事は書いています。

伊勢市内で「宿屋 伊勢ピット」を経営しています”長田圭介”と申します!
よろしくお願いします。

さて、伊勢志摩と言えば伊勢神宮に代表されるように、神様のお膝元で数々のパワースポットが存在します。
そんな伊勢志摩においてもとっておき、最強のパワースポットと言えるのがこの記事で紹介する「天の岩戸」です!

この記事では天の岩戸伝説を簡単に解説するとともに、志摩市にある「天の岩戸(恵利原の水穴)」について書きました。
”あなた”の旅行の参考になれば嬉しいです!

天の岩戸伝説とは?

まずはじめに日本神話に出てくる、天の岩戸伝説をものすごく簡単に分かりわすく説明しておきます。

①天照大御神(あまてらすおおみかみ)・・・皇室の御先祖神で国民の総氏神と仰がれている。太陽神の性格を持つ女神。

②須佐之男命(すさのうのみこと)・・・天照大御神の弟。海神。

須佐之男命の傍若無人な行動が全ての始まり。

ある時、須佐之男命がしたことで巫女が亡くなってしまいました。
姉の天照大御神は弟の行動から罪の意識にさいなまれ、天の岩戸に引きこもって姿を消してしまったのです。

太陽神である天照大御神がいなくなると世界は闇に覆われてしまいました。
困った他の神々が、なんとか天照大御神を天の岩戸から出そうと作戦を練り、無事にひっぱり出すことに成功!

世界に太陽が戻りました。

この天の岩戸伝説は天上界の出来事ですが、その伝説となった場所であるとして全国各地に天の岩戸が存在します。
中でも宮崎県高千穂町の天岩戸神社と、この記事で紹介する志摩市の天の岩戸(惠利原の水穴)が有名。

天の岩戸

それでは本題、志摩市の天の岩戸を紹介します。

この鳥居をくぐると空気感が変わります。

参道を動画撮影してきたのでご覧ください。

この日は平日で誰もいませんでした(団体客でもいなければ基本は空いています)

やがて小さな滝が見えてきました。

こちらは「禊(みそぎ)の滝」
いわゆる滝行をすることができます。

滝行をする人向けにちゃんと更衣室もありますが、冬場はめちゃくちゃ寒いですので風邪とか気をつけてください!

そしてこちらが↓神話の舞台になり天照大御神が身を隠したとされる「天の岩戸(惠利原の水穴)」です!

奥の注連縄の下の穴が、天の岩戸です

この惠利原の水穴から出ている湧き水は名水百選になっています!

名水百選の湧き水

ただし、そのまま生水で飲むのはオススメしていません(注意書き看板もあります)
ポリタンクなどを持参し、煮沸消毒してから飲みましょう!

天の岩戸に来たら、寄っておきたい場所

天の岩戸伝説となった場所は前項で以上なのですが、せっかくここまで来た”あなた”にぜひ寄っていってほしい場所が二つあるので紹介します。

①風穴

天の岩戸から未舗装の山道を数百メートル行くとある風穴です。
神話との関係性は詳細がわかりませんが、なんだかいい雰囲気でした。

ここへ行くには、サンダルやヒールはオススメしません!
特に足元がぬかるんでいる時は注意してください。


②大島桜

天の岩戸の駐車場に向かう際に見える巨木の一本桜が「大島桜です」

私は桜の時期に行ったことがないので、インスタグラムで見つけた投稿を貼っておきます。
(とても美しいですね!)

 

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志摩からの帰り道 思い立って予定変更し天の岩戸の大島桜へ 数年越しの想い叶って… 美しい姿でした #天の岩戸 #大島桜 #一本桜 #伊勢志摩 #桜 #サクラ

kunco @kuncoooさん(@kunco)がシェアした投稿 –

天の岩戸へ行くには

天の岩戸へは車かバイクがないと、行くのは結構たいへんです。

車・バイクの方は整備された駐車場もあります(惠利原の水穴まで徒歩10分弱)

公共交通機関で行く場合は、伊勢市街から天の岩戸口までバスがありますが、そこから惠利原の水穴まで2km弱歩かないとなりません。

そして本数の少ないのでご注意を!(三重交通バスの時刻表を貼っておきます)

アクセスこそやや不便ですが、そのおかげで神聖な雰囲気がすごい場所です!
日本神話の伝説の場所(と言われてる)天の岩戸。

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回の記事は以上で終わりです。
購読いただきありがとうございました。

※私の経営する「宿屋 伊勢ピット」のHPもぜひ見ていってください!

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