2024年上半期まとめ

約4分

2024年も7月に入りました。
7月に入り梅雨もどこかへ行ってしまったようで晴れ続き・・・そして猛暑日になるような日もあります。

観光で伊勢志摩に訪れる方、くれぐれも熱中症対策してお越しください。

それで今回の記事は2024年も上半期が終わりましたので、伊勢観光総括と伊勢ピットの出来事とまとめて見ました。

伊勢観光

まず伊勢の観光に関することですが、2024年の上半期に伊勢神宮の参拝者数は(外宮・内宮の合計)4.311.439人でした。
前年の上半期比は107%ですのでちょっと増えましたね。

ただ、コロナ前2019年の上半期は580万人ほどが参拝していますので、まだまだ回復途中感は否めません。

僕個人の予測は過去の記事でも書いていますが、年間700万後半〜800万前半がこのままだと頭打ちだと思っています。
(式年遷宮の行事が入ってくる年は除く)

観光客をコロナ前の水準に回復させるにはやはり海外からの旅行者を増やすしかないと思いますが、上のリンクの表にある通り伊勢は海外からの観光客が少ない!

上半期合計でわずか58000人ですからね・・・

京都のようにオーバーツーリズム状態になってしまうのは考えものですが、さすがに少なすぎます。
県や市も海外からの集客頑張らないとまずいよ。

まぁ、僕も海外向けに発信等していますが、なかなか結果に結びつかないので難しいですね・・・。


上半期で気になったトピックはハイシーズンでの宿泊施設の価格高騰が異常だったことですね。

大晦日から三が日や、GWは周辺のホテルや旅館も見たことないような価格になっていました。
円安&物価高である程度は分かりますが・・。

掻き入れどきに「取れるだけ取ってしまえ!」というスタイルが悪いとは思いませんが、星野リゾートの星野佳路氏も言っているように、観光の平準化&雇用の平準化を目指す方が、僕はいいと思うんだよなぁ。

いつまでたっても、休みが自由に取れない日本社会が変わらないような気がします。

ちなみに海外からは日本のようなライフサイクルを「ホラー」だと感じる人も多いようで、日本は観光に来るには良いけれど住むのは無理って意見をよく耳にします。

まとめ
・オーバーツーリズムにならない程度に海外からの旅行者を呼ぶ努力(官民それぞれが)
・ハイシーズンの集中よりローシーズンも来てもらえる策を(観光の平準化)

伊勢ピット

宿屋伊勢ピットの2024年上半期はなんと言っても「楽天トラベルに参入した!」
これが最大のトピックです。

良かった点 集客が安定した

上半期のゲスト組数は123組でした。年間300組を今年の最低目標にしているのでやや足らないペースですが、1月は楽天トラベル未参入だったことを考慮すれば、最低ラインはクリアしているかな。

悪かった点宿のコンセプトや店主(僕)のキャラクターを伝えにくくなった

100%自社で集客している時は、宿のコンセプトなどを理解してきてくれる方がほとんどでした。
OTA(宿泊サイト)はお手軽な分、ここをわかって来てもらうのが難しいですね。

下半期の課題平日の集客

上半期は価格を完全固定にしていましたので、休日は周囲の宿より割安ですが平日は割高な感じになっていました。
なので、休日は満室になることは多くとも平日はガラガラ・・・

下半期からは需要に合わせて少し価格を変えるようにします。
これにより、もう少しゲストの入りも平準化してくれるはず!


ひとまず、上半期に来てくれたゲストさんにこの場を借りて感謝します「ありがとうございました」
初めての宿泊サイト参入で不安もありましたが、大半は良い方でホッとしたのが正直なところです。

が、一部悪質な人(または悪気はなくとも二度と来てほしくない人)もいたのでここに記載しときます。

・客観的に不衛生すぎ
・重要禁止事項違反(上半期は喫煙1件でした)
・備品破損(謝罪報告なし)
・メンバー全員泥酔(共有リビングで宴会)

宿の構造上、このようなことをされると同日に泊まっていた他のゲストに迷惑がかかります。
「心からやめていただきたい!!」

僕ら運営する側としても、良いゲストさんを呼ぶよりも迷惑なゲストさんを呼ばない。
この努力を徹底していかなくてはと思っています。


今回は2024年上半期のまとめ記事でした。

7月は3連休に伊勢花火大会があり、それが終われば夏休みシーズン到来です!
忙しくなるといいな。

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)