2024年の7月の予約より、伊勢ピット１階にありますグループルーム（最大４名まで泊まれるお部屋）の利用に条件をつけました。
その条件は「男性のみでの利用をお断り」することとしました。
※2024年6月末日までにご予約済みであれば、男性のみでも利用可です。
この記事では、なぜこのような条件を加えるに至ったかを書いていきます。
まず宿屋伊勢ピットの構造を説明しますと、１階に風呂・洗面・トイレ・リビングなどが共用部が集中していて、2階は1人用と2人用の客室のみという構造です。
グループルームは唯一１階にある客室になっていて、男性女性に関わらず共有リビングを占有しがちになります。
これは構造上仕方ないのですが、本題はここから。
共有リビングの利用は、女性のみのグループや男女混合グループ（主にファミリー）でもグループルーム宿泊の人が占有しがちではあるが、大騒ぎしたりせず他のゲストさんにある程度気を使ってくれる方がほとんどです。
しかし、男性のみのグループになると共有リビングを宴会場的に使用してしまう人がまぁ多いこと・・・
この宴会場的に使用してしまう男性の特徴として、お酒が入ると幼児化（野生化）するです！
スタッフが「騒がないで」と注意しても、収集がつかないことがほとんど。
これは年齢に関わらずで、またシラフの時は穏やかでもお酒が入ると人格が変わったりもしますよね。
要するに、１階の共有スペースがカオスな状態になってしまい、２階のゲストさん達に不快な思いをさせてしまうのです。
大騒ぎしたあと泥酔状態で寝てしまう方も多く、客室内で嘔吐したり（備品を汚す）破壊したりすることも度々ありました。
例を上げれば室内に嘔吐する、障子を破く、行燈を破壊するなどなど・・・。
(↓は無惨に破壊された行燈）
特に営業に絶対必要な布団をダメにされると（数にもよるが）、替えの布団が足らずにしばらく休業しなければならなくなったこともありました。
このグループルーム利用条件を見た男性の方は、もしかしたら「差別だ！」などと感じるかもしれません。
しかし、伊勢ピットも開業して５年半の裏付けがあります。
お酒に関わる迷惑行為（大騒ぎ・備品の破損など）は
3名以上でかつ男性のみのメンバー構成
この条件で100%起こっています（逆にこの条件でなければ発生は０件です）
ということで、2024年の上半期が終わったタイミングで「グループルームは男性のみでは利用お断り」としました。
思い返せば2019年の開業時は貸切プランも制限なく始めたのに・・（現在は女性とお子様オンリーで男性はリピーターさん以外不可）
そして、グループルームまで制限をつけることになってしまいました。
誤解がないよう一応書いておきますが、男性のみグループでもほとんどは常識ある良い方です。
が、一部非常識な方がいてその迷惑度や宿のダメージが大きい（破壊に関しては100%男性だし）
良識ある人には本当に申し訳ないですが、これも他のゲストさんや宿を守るための決断です。
「ほんと問題起こした奴反省しろよ！！」