旅館の運営側が入る保険をどうしようか考えています。

約4分

2026年もまもなく3月が終わり新年度がスタートするような時期になりました。
宿屋伊勢ピットも月ベースでは最も忙しい激動の3月があと少しで終わるので、もうひと頑張りといったところです。

今回は表題の「宿泊施設の運営側が入る保険」についていろいろ検討しているという話です。

というのもこの3月、今年に入ってからでは最も重大な宿の備品破損の被害が出てしまいました。

ざっと状況を書いておくと幼児(未就学児)連れのゲストが利用した際に、お子さん(おそらく)が和布団にお漏らしをしてしまったんです。

かなり広範囲で布団3セットはダメで処分するしかなさそう。
また受けていた予約を1件お断りし近隣の宿泊施設を紹介(売上損失)+消毒清掃のため該当の部屋は3日間予約ストップ(売上機会損失)

トータルするとおおよそ6万円の被害といったところ。

子供のお漏らしは年に数回あることなので仕方ないですが、解せないのは親がこちらに深刻なくチェックアウトし、しかもこちらからの連絡も無視している点です。

こうなると警察に被害届を出すなどの措置をしたいところですが、子供のお漏らしは基本は器物損壊罪として受理してくれないんですよね(まぁ子供の過失ですからね)

となると専門機関などに依頼し示談に持ち込むのが次の手なのですが、それをすると今回の被害額よりもおそらく専門機関に支払う額の方が多くなります(手間も考えるとかなりのマイナスです)

そうなるとこちらの最後の足掻きは宿泊予約サイトに事象の報告をし対処をお願いする(多分これは注意程度で終わる)
また当館としては以後の利用をお断りする(出禁)くらいでしょうか。


上記のように宿の備品の破損(汚染)や紛失をゲストがしてしまった場合、現状は賠償請求をゲストに直接しています。賠償率は大枠は以下のような感じ。

・子供(小学生以下)の過失→50%・・・お漏らし、飲食物をこぼすなどが多い
・大人(中学生以上)の過失→70%・・・飲食物をこぼしたなどが多い
・大人の故意→100%・・・泥酔状態でのことが多い

まともな大人ならば納得して上記のような賠償をお支払いいただくのですが、この3月のお漏らし事件の親のように狡猾なのかもしくは絶対に逃げるみたいな輩に出くわした場合、損害を被るのは宿側になってしまう。

そこで宿の運営が入る保険を検討しているということなのです。


保険加入のメリットしては、今回のように大きな損害が出てゲストが逃亡した場合でも、保険会社から保険金が支払われる。
また過失(故意)をしたゲストも賠償支払いをしなくて済む(状況によっては僕からのありがたい説教はありますw)

デメリットは保険金加入をすると当たり前だけど保険料(保険会社に支払うお金)が発生する。
調べた感じ伊勢ピットの規模だと保険料は年間10万程度だと思われる。

宿屋伊勢ピットを開業して7年と少しですが、被害届出したくなるような大きな器物破損は今回で3回目なので2年に1回くらいの頻度しかないんですよね。

その3回のトータルの損害額は25万円くらい。
となると保険金を支払うとかなりのデッドマネーが発生してしまう確率が高い・・。

7年保険金支払っていたら最低70万くらいですから。

ということで現状は保険をいろいろ検討し、また加入するかも検討中です。
また進展があれば報告しようと思います。

あ、伊勢ピットに限らず宿泊施設の備品を破損(汚染)紛失した場合は、皆さんひとまず宿に報告しなさい。

その後の対応は宿泊施設によりますが、それに納得できなければ専門家に相談などすればいいわけで、逃亡は絶対にダメです。
特に大人の場合は過失でも器物損壊罪に問われることがあり、ある日警察が突然やってくるかもしれませんぞ。


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