六十三回式年遷宮始まる!

約3分

式年遷宮は定期的に行われる社殿の建て替えと神様のお遷り、そして伝統技術の継承を目的とした儀式です。特に伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮は、その規模の大きさや歴史の長さから日本を代表する神事の一つとして知られています。

上記のように20年に一度、社殿などを全て新しく作り変える「式年遷宮」
実際に伊勢神宮の社殿が新しくなり皆さんが新社殿にお参りできるようになるのは2033年なのですが、遷宮に関わる神事祭事は8年前、つまり2025年の今年から様々行われます。

すでにいくつかの祭事は行われてしまっていますが(仕事の都合で見に行けずだったり、そもそも一般人は見れない祭事もあり)、2025.6.10「御樋代木奉曳式(みひしろぎほうえいしき)外宮」を見てきました!

御樋代とは御神体をお納めする官(ケース)のことで、御樋代木奉曳式はその御樋代を作る木材を宮域内に曳き入れる祭事です。

遷宮に使用する木材は全部で1万本以上とも言われていますが、最初の一本となるのがこの「御樋代木」なので特別な一本なのです。

↑のように大きな曳車に乗せられた木材を大勢の人でひっぱり外宮境内まで運びます。
この引手は事前に参加登録をすれば一般の人も参加できます。

祭事当日はあいにく大雨でした。引手の皆さんご苦労様でした。

伊勢ピットの営業の都合で僕は街中を曳く場面しか見ることはできませんでしたが、この曳車について行けば外宮境内に神主さんたちが曳き入れる場面も見れたようです。


僕が見た「御樋代木奉曳式」は外宮のでしたが、この前日には内宮でも行われていました。
内宮は街中(陸)ではなく五十鈴川の中を曳く川曳きスタイルで行われます。

三重テレビの動画がYouTubeにあったのでリンクしておきます。

ということで六十三回式年遷宮がいよいよ始まりました。

今年に関しては一般人も参加できる(かつ見物もできる)のはこの「御樋代木奉曳式」が最大だと思いますが
来年以降たくさんの祭事が行われます。

神宮の式年遷宮の祭事一覧をリンクしておくので、旅行とともに20年に一度しかない式年遷宮を体験してみてはいかがでしょうか。


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