宿屋 伊勢ピット

[志摩マリンランド]2021.3.31で閉館「51年間ありがとう!」

約4分

「志摩市の賢島駅周辺の観光スポットを知りたい」
または「水族館が好き」という方に向けてこの記事は書いています。

三重県伊勢市で『宿屋伊勢ピット』をやっています”長田圭介”です。

2021年早々に、とても残念なお知らせが入ってきました。

それは志摩市の賢島駅前で1970年から営業していた水族館
”志摩マリンランド”の休館(事実上の閉館)です。

水族館好きの私としても残念ですし、伊勢志摩の観光業にとっても悲しいお知らせでした・・・。

営業は2021.3.31までということで、まだ閉館まで(この記事を書いているのは2021.2月上旬)1ヶ月半くらいありますので伊勢志摩にお越しの際は、ぜひ観光ルートの一つにしていただけたらと思い、この記事を書きました。

以下より、志摩マリンランドの魅力をご紹介します。

目次

マンボウがたくさんいる!

志摩マリンランドといえばマンボウ(入り口の看板もマンボウです)
マンボウ専用の巨大水槽があり、たくさんのマンボウが優雅に泳ぐ姿はなんとも気持ちが穏やかになります。

他の魚とは明らかに違うルックス(笑)
ちなみにマンボウはフグの仲間です。

母親は一度に1億個くらいもの卵を産むそうで、魚類でナンバーワンの子沢山の魚でもあります。
自然界だと、その中で大人になれるのは数頭みたいですが・・。

そして、マンボウは目がよくない!(あんなにギョロ目なのに)

水族館では、必ず透明なビニールカーテンみたいなものが水槽の内側に貼ってあります。
これがないと、マンボウが壁に衝突して怪我をしちゃうそうです。

このビニールカーテン、肉眼で鑑賞する際には問題ないのですが、写真を撮ろうとするとどうしても光が反射してしまいマンボウの写真撮影って難しいんですよね・・・。

先日行った時も、小一時間カメラと格闘して撮った写真が↓です。

ともかく、マンボウ。
いろんな意味で面白い魚です。

このコたちは閉館後はどこの施設に引き取られるのかな?
またお目にかかりたいものです。

海女の餌付けが見れる

伊勢志摩といば海女さんがたくさん活躍している地域です。

水族館の餌やり風景は、見れてもウェットスーツの飼育員さんがやると思いますが、志摩マリンランドは白着の海女さん(の姿をした飼育員さん)です。

餌付けが見れる水槽は回遊型になっていて、海女さんがぐるりと一周しつつ餌付けをするので、とても見やすい!
めちゃくちゃ魚に取り囲まれてた↓・・・ちょい怖そう(笑)

しかも、一時間に一回と回数が多くて、よほど急いで回らなければまず1度は餌付け風景を見ることができますよ。

館内のローカルな雰囲気が懐かしい!

大阪海遊館や沖縄のちゅら海水族館のような派手さは皆無ですが、そこがまた良いんです!

大きな水槽は先に紹介したマンボウ水槽と、海女の餌付けの回遊水槽くらいで、その他はこじんまり。
でも、その分ゆったりとした雰囲気で、一つ一つの展示をじっくりと見ることができます。

いくつか写真をピックアップしたのでご覧ください。
心ゆくまで、撮影ができる環境も写真撮影好きとしてはありがたいです♪

また、出口の前にあるこの↓アトラクション!
小さい頃に、デパートの屋上とかにあったなぁ・・・なんだか哀愁が漂います。
(有料ですがちゃんと動くそうです)

まだ間に合う!(2021.3.31まで)

ここまで「ありがとう志摩マリンランド」と題して、志摩マリンランドの魅力を書いてきました。

閉館は2021.3.31です。

志摩マリンランドの営業案内など詳細は公式サイトhttps://www.kintetsu.co.jp/leisure/shimamarine/で確認ください。
ちなみにアクセスは”近鉄賢島駅”の目の前です。

ぜひ、伊勢志摩観光にお越しの際、また近い方は閉館前に訪れてみては?

マンボウたち、海女の餌付け、そして懐かしい雰囲気の館内が見れるのもあと少しの間だけです。

と、いうことで記事は以上になります。
購読ありがとうございました♪


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