誰がやったか絶対バレない嫌がらせをされた話し(悪用厳禁)

約3分

宿泊施設がゲストから受ける迷惑行為の中の一つに「備品の破壊や盗難」があります。
宿屋伊勢ピットでも2024年は、残念ながら営業に差し支えが出るような備品破壊行為が2件発生しました(細かいのを含めるともっとあるけど)

この備品の破壊(盗難)行為は、客室であればそこを利用していたゲストが犯人ですし、リビングで起これば僕のいる事務所から目視できるので現行犯逮捕できます。

なので過去に起こった備品破壊(盗難)については全て犯人を検挙してきました。
しかし今回の事件は犯人の検挙ができませんでした。

事件概要

いつものようにチェックアウト後の入れ替え清掃をしていると・・・「風呂場のシャンプー類が全部空っぽになってる!!」

清掃時の基本としてシャンプー類は半分より少なくなったら補充するようにしていますし、この日のゲスト数から言っても空になるほど使うなんてことは考えにくい。

誰かが意図的に中身を捨てなければ、全てのシャンプー類が空になるなんてことはありえない!

宿屋伊勢ピットのお風呂はゲスト全員の共用で、かつ普通の家庭のような1.2名用のやつです。

構造上、ゲストが複数いる際は風呂場内で備品破壊をされても誰が犯人か特定のしようがないのです。

上記の空になったシャンプー類を発見した時は怒りもありましたが、少し冷静になると「完全に一本取られた」みたいな感じで、ちょっと犯人に関心してしまいましたw

この日のゲストの中でおそらくやったであろう人は想像できますが、あくまで僕の主観。
証拠がないのでこちらは泣き寝入りするしかありません。

被害品がシャンプー類なので近所のドラッグストアですぐ購入できますし金額も3000円位。
布団やインテリアを壊せれるよりダメージは遥かに少ないのですが、迷惑行為には変わりないので「犯人の人、絶対やめてくれー!」

犯人を検挙した場合

備品破壊(盗難)行為を発見し検挙した場合のことを記載しておきます。

①破壊した備品の弁償
②その破壊行為により既に受けている予約を受けれなくなった際は実損害額請求
③その破壊行為により客室(宿全体)が稼働できなくなった場合は(②を除く)賠償請求(非稼働日数×平均稼働率×客室単価)

上記を賠償請求します。

参考までに過去イチで大きかった請求額は
①布団3セット破壊¥50000 (新布団の購入代+旧布団の処分代)
②布団が足りず既予約3組キャンセルせざるを得なかったので(¥48000)
③5日間客室が使用できなかったので¥9600 (5日-3組)×平均稼働率30%×客室単価¥16000
合計¥107.600

酔った勢いとか軽い気持ちで迷惑行為をすると思わぬ出費になりますので、みなさん迷惑行為はやめようね。

あと今回の事件のように共用のお風呂やトイレなど、構造上誰がやったのか絶対にわからない場所での迷惑行為は悪用厳禁です!
こんなことするなら直接文句を言ってくだされ。

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