2022年の後半は、海外からの観光客受け入れが緩和され、宿屋伊勢ピットにも約3年ぶりに海外からのゲストさんが数日前にみえました。
ちなみに海外からのゲストさんと言っても海外在住の(某ヨーロッパ国)日本人の方で、そのゲストさんも3年ぶりくらいの帰国だそうです(コロナ前は年に1.2回は帰国していたそう)
そのゲストさんとの会話が非常に興味深く、僕個人的にかなりためになったのでブログにしておこうと思います。
まず今回は海外から見た(そのゲストさんの周辺ですが)現在の日本のコロナ対応のお話です。
まずマスクの着用ですが、屋外でマスクを着用している人はほとんどいない!
(スポーツイベントの会場など、かなり人が密集している場所なども含め)
鉄道等の公共交通機関の屋内でもほとんど人はマスクは着用しておらず、ゲストさんの肌感だと着用しているのは10%もいないのではとのこと。
職場もオフィスワークがメインで、基本的にはマスクの着用は必要なし。
またお店やホテルなども基本的にお客マスク着用などは求めず、スタッフの方もノーマスクでいることが当たり前(もちろん飲食のキッチンなど職種によってはしている人もいる)
マスク着用が必要なのは医療機関に行く際くらいでは?ということでした。
国内での移動自粛や行動の制限などは現在全くない。
また海外への移動も基本的には制限なし(入国先での制限やワクチンパスポートなどはそれぞれ)
例えば日本→ゲストさんの国への入国であればワクチンパスポートや陰性証明は必要なし(必須ではない)、また入国後の隔離もなし。
逆にゲストさんの国→日本への入国では、ワクチンの3回以上接種証明or出国前72時間以内に受けた陰性証明が必須。
という感じで、ほぼ医療関係者や医療機関に行く以外ではコロナ前とほとんど変わらない生活が戻っているとのこと。
「コロナに慎重になりすぎ、マスクつけすぎ!」だそうです。
確かに元々日本人はマスク着用率高いけど(インフルの時期や花粉症の人など)、2022年の現在で屋外でも90%以上の人がマスクしている姿はゲストさんの国から見れば異常だそう。
言葉を選ばずに書きますが『気味が悪い』と思う海外の方も多いそう・・・。
ちなみにそのゲストさんは、日本国内に滞在中は基本ノーマスクで、マスク着用を指摘された時(お店や公共交通機関などで)のみマスク着用して過ごしたそうです(僕と同じだw)
当館「宿屋伊勢ピット」を選んだ理由もノーマスク推奨の宿だったからだそう。
今年の夏頃ノーマスク推奨のブログを書きました。
そのブログ記事の中でノーマスク推奨の理由として以下2つの理由をあげました。
・呼吸を制限することの弊害
・マスクしていないとどこにも行けなくなるのが嫌
この2つの理由のプラスして、ゲストさんが言っていたもう一つの理由が「なるほどなぁ」って思ったので記載しておきます。
他人の笑顔を見ないで育っていく子供達が心配
結構驚いたのですが、学校生活を送る子供たちは人前でマスクを外すことがほとんどないそうです。
これってすごく心配になりません??
友達や先生はじめ親以外の大人の笑顔を知らないで育つと、感情を読み取る力が衰えてしまいそう・・。
また自分の笑顔を人に見せる機会もこの3年かなり少なくなっているはずで、感情の表現力なども心配・・・。
あと女児に多いそうですが、他人の口元を見せることに抵抗がある子供が増えているそうです。
ということで、マスク着用は飛沫を飛ばさない代わりに、何か人としての大切なことの多くを失っている気がして僕はノーマスクを推奨し、早いところ今回のゲストさんの住む国のような(ヨーロッパ諸国)生活に戻ることを願っています。